NAMING

施設名称

江戸、明治、大正、昭和、そして平成。
ここでは連綿とまちづくりが続いている。
それと共に、京橋ならではの人情や粋も育ち続けている。
一方、日本は、世界は、新しい時代を、
未来を、模索し続けている。
その時空が交差する場所。
それがKYOBASHI EDOGRAND。

大きな木陰のような心地よさの中で、
働く人、遊ぶ人、食べる人、
海外から日本見物に来る人、昔からそこに住んでいる人、
いろんな人が行き交う、
まさにビジネスやカルチャーや粋、人情のるつぼだ。
ここであなたは何に出逢うのか。
新しい京橋に、ワクワクしてほしい。

DEVELOPMENT
CONCEPT

開発経緯・コンセプト

15年にわたり権利者の方々と、
共に創りあげてきた「共創型再開発」

「京橋エドグラン」が立地する京橋エリアは区画が細分化されており、東京駅至近の絶好の立地条件でありながら、これまで大型の賃貸オフィスビルの供給が少なかったエリアです。そのような中、建物の老朽化等の課題を背景に「この街を、より安全で魅力的な街に生まれ変わらせ次世代に繋いでいきたい。」という権利者の熱い想いから、2001年に京橋二丁目西地区に「まちづくり検討会」が発足し、東京の新たな玄関口となるべく、再開発の検討がスタートしました。
本事業はデベロッパーによる単独開発とは異なり、従前、そこに土地や建物を所有していた権利者から構成される再開発組合が施行者となります。大規模な再開発であるほど、事業スキームは複雑なものとなり、施設計画や権利調整、運営・管理等々、専門的な知識や事業推進のノウハウが求められます。当社は特定業務代行者の代表企業として、およそ15年間にわたり、権利者の方々の想いを形にすべく、ひとつひとつの対話を積み重ね、ご賛同いただきながら事業を推進してきました。権利者の皆様と共に創る、「共創型再開発」は、当社の開発事業において最も大切にしている考え方です。

開発コンセプト

根ざし、育ち、実を結ぶ。

Like A Big Tree.

大きな木に、多様な命が共生しているように、
ここには様々な人が集い、
思い思いの時間を過ごす居場所がある。
木が長い時間をかけて育っていくように、
出会いが新しい価値を生みだし、
まちの魅力も成長し続けていく。
このまちは、大きな木のように、
京橋のゆたかな土壌に根を張りながら、
人々のよりどころになっていく。

PLAN

施設設計

東京で、
いちばん心地の良い居場所がある街

「京橋エドグラン」は、保存・再生した歴史的建築物棟「明治屋京橋ビル」と、新築する再開発棟の2棟で構成されます。中央通りから見て右側に明治屋京橋ビル、左側に再開発棟の低層部が位置します。これらは建物の高さを合わせることで街並み景観への配慮を行っています。また、再開発棟低層部はガラスファサードを採用する等、明治屋京橋ビルの歴史的価値やデザインとの対比を強調しながらも、互いの存在を引き立て合う外観としています。
街の中心にデザインしたのは、約31mの開放的なガレリア空間。ガレリア空間には、各階に多様な広場を用意。日の光と風を感じる、テラスや緑の豊かな心地の良い低層部の商業空間を生み出しました。

SAFETY

安全性

京橋エリア最大級・国内最高クラスの
スペックを誇る超高層免震オフィス

「京橋エドグラン」は、京橋エリア最大級・国内最高クラスのスペックを誇る高さ約170m、1フロア約820坪の超高層オフィスを有します。企業の多様なニーズに応える最先端のオフィス空間は、ビジネスのさらなる飛躍の舞台となります。
また、超高層ビルでは希少な中間層免震構造を採用し、震度6程度の大地震においても主要機能を確保します。加えて、通常時の風荷重や中規模地震以下に対しては免震層を固定してダンパーによる集中制振とし、大地震時にはロックが外れて免震装置が機能する「弾性ロック機構」を国内で初めて導入しました。他にも72時間運転可能な非常用発電設備、建物被災度判定システム等も備え、入居者様に安心・安全のBCP支援機能を提供します。さらに、本施設は「中央区帰宅困難者一時滞在施設」に指定されており、災害時には数千人の帰宅困難者を最大3日間受け入れられる体制とスペースを確保しております。水や食料、防寒グッズ等の備蓄品を備える他、被災状況や公共交通機関に関わる情報提供も行うことで、防災拠点としての役割も果たします。

FACILITIES施設案内

京橋エドグランの至る所に設置されているのが、
ユニークな屋外家具。

ちょっとした休憩、カフェ代わりなど、
用途も様々にご利用いただけます。

個性豊かなデザインのソファや椅子に腰掛けて、
お買い物や仕事の合間にホッと一息ついてみては?

1F貫通通路

京橋エドグランを
象徴する場所

貫通通路には施設の特徴を体現する、高質でくつろげる家具を設置しました。

マリナー316ソファ マリナー316ソファ

マリナー316ソファ

インドアソファと変わらぬ心地よさで、航海にインスパイアされたデザインが特徴的。

フレームは海辺での利用にも耐えるように加工された、特殊なステンレスを利用しています。

1F中央通り側ひろば

京橋エドグランの
顔となる場所

中央通り側のソファには、来街者や通りを歩く人の目を引く、色彩鮮やかなアートのようなスツールを設置しました。イベント等が頻繁に開催されるこの場所では、様々なレイアウトで楽しめます。

ロックエレメンツ ロックエレメンツ

ロックエレメンツ

まるでアートのような全天候型ウレタンクッション。耐光性の高い特殊コーティング剤で全体を塗装することによって、驚くほどふんわりとした座り心地を実現。3種類のオブジェクトアートによる組み合わせでイベント時にも様々なレイアウトで景観にマッチします。

1F柳通り側ひろば

東京駅側の
玄関口

柳通り側は東京駅に対しての玄関口として施設を賑やかに彩ります。ちょっと腰かけて話したり、コーヒーを飲んだり、人の集まりやすい雰囲気を創りました。

アバックス&インウンブリーナ250 アバックス&インウンブリーナ250

アバックス&インウンブリーナ250

立ったままつい話し込んでしまう、そんなシチュエーションの為に考えられたテーブル&チェアのセットです。

天板に肘をついたり、体をあずけたり、サポートバーに寄り掛かったり、そこに集まれば会話をせずにはいられない、そんなコミュニケーションを作り出すアイテムです。

1F南側ひろば

一息つける
癒しのスペース

歩き疲れて、休憩したり、館内で買ったテイクアウトフードを味わったり、喧騒から少し離れ、落ち着いて過ごすことのできる空間。

ビーチサイドソファ・テーブル ビーチサイドソファ・テーブル

ビーチサイドソファ・テーブル

屋外用家具とは思えないクッション性でくつろぎを提供します。

L字型にレイアウトされたソファでテーブルを囲んで友達と語らったり、2人掛けソファでちょっと一息ついたり思い思いに楽しめます。

1F南側ひろば

一息つける
癒しのスペース

歩き疲れて、休憩したり、館内で買ったテイクアウトフードを味わったり、喧騒から少し離れ、落ち着いて過ごすことのできる空間。

ピクニック ピクニック

ピクニック

天気の良い日にピクニックをするようにランチを楽しむのに最適な屋外家具です。

一枚のアルミニウム版から形成されるシンプルで美しいデザインも特徴です。

3Fテラス

働く人達の
憩いの場

南側の緑地帯と一体となっており、オフィスワーカーの憩いの場として親しまれています。リラックスできる空間は、人々のコミュニケーションを活性化します。

エクステンポ アウトドアテーブル&チェア エクステンポ アウトドアテーブル&チェア

エクステンポ アウトドア
テーブル&チェア

アルミニウムのフレームとヤトバ材の組み合わせが印象的なテーブルと椅子のセット。

陽の光が落とす影も美しくなるようデザインされており、空間に繊細さと木の温もりを与えます。友達や同僚とのランチ、ちょっと一息ついて話す時間にぴったりな屋外家具です。

3Fテラス

働く人達の
憩いの場

南側の緑地帯と一体となっており、オフィスワーカーの憩いの場として親しまれています。リラックスできる空間は、人々のコミュニケーションを活性化します。

パンタグリュエル&インアンブラ400 パンタグリュエル&インアンブラ400

パンタグリュエル&インアンブラ400

円を描くように人が集まるテーブル&チェア。直径4メートルの大型のパラソルと組み合わせ、強い陽差しを遮り、雨も避けることも可能です。

中央のテーブルは段差がなく、食事をする際にはテーブル面積を最大限に生かせる工夫も。円卓を囲んでランチタイムミーティングすれば、いつもと違う雰囲気で、新しいアイデアが飛び出すかもしれません。

OUTLINE

施設概要(建物竣工時)

施設名称
京橋エドグラン
所在地
東京都中央区京橋二丁目2番1号
竣工
2016年10月31日
構造
SRC造、S造、中間層免震構造
階数
地下3階、地上32階、塔屋2階
建物高さ
170.37m
延床面積
113,456.72m²(34,320.65坪)
*歴史的建築物棟含まず
基準階貸室面積
2,714.30㎡(821.07坪)
事業主
京橋二丁目西地区市街地再開発組合
設計・監理
株式会社日建設計
施工
清水建設株式会社
特定業務代行者
日本土地建物株式会社(代表企業)、東京建物株式会社、株式会社日建設計、清水建設株式会社